最近利用者が急激に増えているWiMAX。
「賃貸に一人暮らしだけどネットを使いたい」
「周りの人がWiMAX使い始めて気になっている」
そんな人、多いのではないでしょうか。

でもいざ調べるとなると面倒だし情報が多すぎてよく分からない…なんてことも。
今回はそんなあなたにこそ読んでほしい「WiMAXとは何か?」そのメリットと注意点をまとめました!

目次

1. WiMAXとは一言で言うと「持ち運べるネット環境」

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WiMAXとは、無線通信Wi-Fiに対応した機器をインターネットに接続するもの。

ノートPCやゲーム機、スマホ、タブレットといったものをインターネットにつなぐことが出来ます。

仕組みとしては携帯電話と同じですが、利用する周波数(電波)が違います。

そのためWiMAXのエリア外(携帯で言うところの圏外)では通信ができません。
でもWiMAXのエリア内で、WiMAXに対応したルーターと無線に対応した機器があれば、どこでもインターネットに接続することができます。

「インターネットに接続する」というと、光回線などの固定回線を利用するイメージの人も多いかもしれません。
固定回線の場合はその名の通り線が固定されているので、その場から動かしたり外に持ち出すなんてことは難しいですよね。
しかしWiMAXの場合は自由に持ち運び可能。
つまり「どこにでも持ち運んで、その場で快適なネット環境を整えられるもの」それがWiMAXなんです。

2. WiMAXの特徴

WiMAXの特徴をざっくりまとめました。

2-1. 2009年にスタート

WiMAXの通信網を維持・管理しているのは、KDDIのグループ会社であるUQコミュニケーションズという会社。
このUQコミュニケーションズは、2009年2月26日に「UQ WiMAX」という名称でWiMAXサービスをスタートさせました。
サービス開始時の利用可能エリアは東京23区・横浜市・川崎市の一部。
利用者もわずか5,000人のモニターのみでした。

その後、同年6月に首都圏、京阪神、名古屋の各地域にサービスエリアを拡大し、本格的に事業をスタート。
サービス提供開始から7年経った現在、契約者数は3,851万件!
(平成28年6月末時点、総務省発表の電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表を参考)

2-2. UQコミュニケーションズとMVNOによってサービスを提供

WiMAXの通信網を管理しているのはUQコミュニケーションズですが、WiMAXサービスを提供しているのはこの1社だけではありません。
UQコミュニケーションズではWiMAX通信網をMVNO(仮想移動体通信事業者。以下「プロバイダ」と記載。)に開放。
本家本元のUQコミュニケーションズ以外に17の事業者がWiMAX通信網を利用して、独自に多彩なWiMAXサービスを展開しています。
WiMAXプロバイダとしてはヤマダ電機やビックカメラといった家電量販店、ニフティやビッグローブといったインターネットプロバイダがあります。

「独自に多彩なWiMAXサービスを展開している」と書きましたが、実はどの事業者を選んでも基本的なコース内容(プラン)は同じ。
1か月あたりの通信量に制限がない「ギガ放題」と呼ばれるコースと、月に7GBまでの制限があるコースの2種類です。
もちろん利用できるエリアや通信速度もどの事業者を選ぼうと変わりません。

ただ利用料金は事業者によって違います。
単純に利用料金をきちんと比較検討することが、WiMAXをお得に利用するポイントとも言えます。

2-3. 通話はできず、ネットに接続するためのもの

WiMAXを利用する際は、WiMAXに対応した端末が必要です。
端末を利用するためには契約者情報を記録したUIMカードが必要で、このカードには070で始まる電話番号が付与されています。

と言っても、WiMAX対応端末で音声通話はできません。
この番号はあくまでも、契約者を識別するためだけに付与されているもの。
WiMAXでできることは、インターネットへの接続だけということになります。

2-4.現在はWiMAX 2+で最高速度は440Mbps

サービス開始時の通信モードは、第1世代とも言える「WiMAX(ノーリミットモード)」。
通信速度も下り最大40Mbpsでした。

現在の標準通信モードはWiMAXの次世代ともいえる「WiMAX 2+(ハイスピードモード)」で、下り最大440Mbpsと通信速度も飛躍的に向上しています。

WiMAX 2+の提供が拡大していることに伴い、ノーリミットモードが利用できる通信モードとしてのWiMAXは現在縮小傾向。
現在は下り最大13.3Mbpsと速度も落ちていて、2018年にはノーリミットモードの提供が終了する予定です。

なお、「WiMAX」という通信モードと「WiMAX」というサービス名が同じなので、少し混乱するかもしれません。
通信モードの話題の中での「WiMAX」は、ノーリミットモードで通信する場合の通信規格のことを指します。
サービス全体を指す「WiMAX」とは別物として考えてくださいね。

2-5. 利用者数は急増している

先ほども書いた通り、2016年6月末時点でのWiMAXサービス契約件数は3,851万件。
昨年の同じ時期(2015年6月末時点)に比べ70%以上も増加しています。

一方、2016年6月末時点での光回線の契約件数は2,834万件。
昨年同時期と比べても、増加率はわずか4.8%あまり。

インターネットと言えば光回線というイメージかもしれませんが、実は契約件数も増加率も、WiMAXの方がはるかに多いのです。

2-6. 専用の電波を利用している

仕組みとしては携帯電話と同じ無線通信を利用するWiMAX。
しかし利用する電波の周波数帯が携帯電話とは違うため、WiMAXは専用の電波を利用して通信しているんです。
具体的には、携帯電話が利用する周波数帯が700MHz〜2GHz、WiMAXは2.5GHzと5GHzの周波数帯を利用しています。

3. WiMAXのメリット

WiMAXを利用するメリット

  • 工事不要で最短翌日から利用可能
  • モバイルルーターとしては最速
  • 月の容量制限がない(ギガ放題プランの場合)
  • 通信制限が3日間で10GBと緩い
  • 月額費用が比較的安い
  • オプションでauのLTE回線が利用できる
  • auユーザーはスマートバリューも可能
  • 新規申込みのメリットが魅力的
  • 昼休みや平日夜間なども速度が落ちない
  • 家でも外でもインターネット回線に繋ぐことができる
  • ノートPC、ゲーム機、スマホなど様々なものをネットにつなげられる
  • 家の配線がスッキリ

3-1. 工事不要で最短翌日から利用可能

インターネットを使い始めるにあたって気になることと言えば…

  • 配線工事
  • 使えるようになるまでの日数

ではないでしょうか。

特に賃貸住宅に住んでいる場合は、前もって管理会社や大家さんに工事を行って良いか確認しておくことも必要。
この時点で「面倒だ」と諦める人も多いかもしれません。

この点、WiMAXは無線タイプのインターネットなので…

  • 利用にあたって工事の必要ナシ!
  • 面倒な管理会社や大家さんへの確認不要。
  • 工事費もかかりません。
  • 手元に端末が届けばすぐにネットがつながる。

端末到着までの時間は契約先によって異なります。
最も速いのはブロードWiMAXとGMO。
ブロードWiMAXなら平日16時、土曜日12時までの申し込み受付で当日発送、最短翌日から利用できるようになります。
GMOでも、平日17時、土日祝日14時までの受付完了分が即日発送の対象。即日発送を選択すれば最短翌日から利用OK!

とにかく明日からでもネットが使いたい! そんなワガママにも応えてくれるのがWiMAXなんです。

3-2. モバイルルーターとしては最速

WiMAXの標準通信モードであるWiMAX2+の通信速度は、下り最大440Mbps。

2017年2月時点で下り最大440Mbpsがほぼ全国で利用できるようになりました。

3-3. 月の容量制限がない(ギガ放題プランの場合)

WiMAXの2つのコースのうち、ギガ放題プランは1か月あたりのデータ通信容量に制限がありません。
この容量制限がないという点、実は結構重要なポイント。
スマホでのインターネットと違い、PCでのインターネットは案外通信量が多いんです。
ネット動画をよく見る場合はなおさら。
容量制限があると、あっという間に上限に達して使えなくなってしまいます。

しかし容量制限のないWiMAXならこの点も安心。
自宅の固定回線代わりとしても十分利用可能です。

3-4. 通信制限が緩い

月の容量制限はありませんが、混雑回避のための3日通信制限はあります。
(3日間制限の仕様が2017年2月2日から変わりました。)

WiMAX 2+(ハイスピードモード)で通信した場合、3日間で通信量が10GBを超えると制限がかかるもの。
古い端末でWiMAX(ノーリミットモード)で通信した場合は対象外です。

制限がかかるとなると実質的な容量制限ですが、3日間で10GBですから、30日間で100GB。
十分な容量でしょう。

大手キャリアや格安SIM(MVNO)のモバイルデータ通信の場合、制限がかかると通信速度は128〜200kbpsと大幅に低下。
文字がメインのホームページの閲覧すら難しくなります。

ところがWiMAXの場合は制限されても1Mbps程度の速度を維持。
しかも制限されるのは、3日間で10GBを超えた翌日の18時頃〜翌2時頃の8時間だけ。

3-5. 月額費用が比較的安い

実際に利用するとなると、やはり気になるのが月額料金。
毎月のことだから少しでも安くしたいと思うのは当然ですよね。

WiMAXの月額料金は契約先によって変わります。
容量無制限のギガ放題プランの場合で通常3,500円〜4,400円程度。

プロバイダによって、毎月様々なキャンペーンを実施しています。
こうしたキャンペーンを利用すれば、2年間月額2千円台でギガ放題が使える! なんてことも。
毎月キャンペーンの内容が変わるので、一番お得なキャンペーンを選びましょう。

なお容量に制限があるプランの場合は、ギガ放題よりも700円程度安い料金設定(概ね3,500円前後)となっています。

3-6. オプションでauのLTE回線が利用できる

専用の電波を利用するWiMAXですが、au 4G LTE回線が利用できるオプション(有料)があります。

これは「ハイスピードプラスエリアモード」と言って、LTE対応の端末のみ利用可能。現時点では、Speed Wi-Fi NEXT W03という端末がLTE回線に対応しています。手続き等は必要なく、端末側の操作だけで利用できます。

LTEのメリットは何といっても、利用できるエリアがとても広いこと。このオプションを利用すれば、WiMAXの電波が届かないエリアでもインターネットを楽しむことができます。

ただし、ハイスピードプラスエリアモードを利用する際にはいくつか注意点もあります。

まずこのモードで少しでも通信すれば、その時点で1,000円程度のオプション料金が発生する点。
日割りは適用されません。

例外として、2016年11月から「auスマートバリュー mine」に加入していれば、無料でこのオプションが利用可能になりました。

もう1つ、最も注意したい点が、ハイスピードプラスエリアモードには月7GBまでの容量制限があること。

さらに、このモードでの通信量が7GBを超えてしまうと、ハイスピードモードに戻しても通信制限は解除されないのです。

この場合の通信制限は「3日間で3GBを超えた場合」の通信制限と違い、通信速度は128kbpsに制限。ギガ放題プランに加入していてもこの制限は適用されます。

つまりハイスピードプラスエリアモードを利用する場合は、データ量に注意して使う必要があるということ。
基本的にはハイスピードモードを利用し、どうしても必要な場合のみ利用することをオススメします。

(2017年夏頃にLTE回線の利用条件の仕様変更がある予定です。期待したいですね。)

3-7.auユーザーはスマートバリューも可能

WiMAX 2+とauスマホ等を一緒に利用するとスマホや携帯の利用料金が毎月最大934円お得になる「auスマートバリュー mine」を利用できます。

割引料金はauのスマホ(携帯)で利用しているデータ(パケット)定額サービスによって異なります。

同様の割引にはauのスマホ(携帯)とネット(固定回線)+電話の組み合わせ(auスマートバリュー)がありますが、特に一人暮らしであれば電話は不要という人も多いのではないでしょうか。

WiMAXならこうした不要な契約も発生せず、スマホ代をお得にすることが可能ですよ。

3-8.新規申込みのメリットが魅力的

多種多様な事業者からサービスが提供されているWiMAX。
お得な月額料金だけでなく、魅力的な新規申込みキャンペーンを実施しています。

例えば、高額キャッシュバックが受け取れるキャンペーン。
主要なWiMAX各社で最大20,000円〜29,000円受け取れるキャンペーンを実施しています。
キャッシュバックの金額は毎月変わるので、注意して下さい。

ただし、キャッシュバックの場合は受け取り方に注意!
申し込めばすぐにもらえるわけではなく、しばらくたってから(9ヶ月〜13ヶ月程度)受け取りについての案内メールが届くようになっています。
この案内メールはプロバイダから付与されたメールアドレスに届き、期限内(1〜2ヶ月以内)に手続きしなければ無効に。
この手続きさえ忘れなければきちんと受け取れるので、注意してください。

キャッシュバック以外のキャンペーンもあります。

おすすめは、月額料金が割引になるキャンペーン。
キャッシュバックと比べるとお得度は低くなりますが、特別な手続きなど必要なく毎月確実に割引が受けられます。
「キャッシュバックの手続きを忘れてしまうかも・・・」そんな心配がある人は、月額料金割引キャンペーンを利用した方がかえってお得かもしれませんね。

他には、タブレットなどがもらえるキャンペーンもありますが、あまりおすすめできません。
キャッシュバックを受け取って、Amazonで別にタブレットを購入したほうがお得な場合がほとんどです。

3-9. 昼休みや平日夜間なども速度が落ちない

快適なインターネット環境に欠かせないのが、快適な通信速度。
「光なのに夜間の通信速度が遅い」
「格安SIMは昼休みの通信速度が遅くなる」
あなたもこんな言葉、聞いたことがありませんか?

安定した高速通信ができるというイメージの光回線ですが、最近の利用者急増と伝送情報量の増加で、特に夜間のピーク時(21時〜23時)の速度低下が顕著になっています。

格安SIMもドコモなど大手キャリアから回線をレンタルして運用しているため、平日昼休みなど利用者が増える時間帯の速度低下は避けられません。

でも、WiMAXならそんな心配ナシ。

実際にフレッツ光、WiMAX、格安SIMで速度テストを実施したところ、1日を通して最も通信速度が安定していたのはWiMAXという結果も出たほど。
格安SIMが最も混雑する昼の12時半前後には、
格安SIM: 1Mbps以下〜10Mbps程度
WiMAX: 50Mbps程度。
と5倍〜50倍の差に。

フレッツ光が最も混雑する夜間ピーク時には
フレッツ光:10Mbps以下
WiMAX: 45Mbps程度
と4倍以上の差。

もちろん通信環境によってこの結果は変わってきますが、速度が安定しているという点は事実。

「スマホを格安SIMに乗り換えたいけど、速度が落ちるのはイヤ」
そう思っているあなたでも、WiMAXとの合わせ技でこの点はクリアできます。
速度低下が気になる時間帯は、WiMAXに接続すれば良いのです。
自由に持ち運べるWiMAXならではの方法ですよね。
実際に私自身も格安SIMとWiMAXを利用していますが、おかげさまで昼休みでも快適に通信ができています。

そしてフレッツ光をはじめとした光回線を利用していて
「夜にゆっくりネット動画を見たいのに、画像が荒くなったり止まることがある!」
そんな不満をお持ちのあなたも、WiMAXを使ってみると解決する可能性大ですよ。

3-10. 家でも外でもインターネット回線に繋ぐことができる

WiMAXのモバイルルーターはスマホとほぼ同じサイズ。
持ち運ぶのにもちょうどいい大きさです。
このルーターがあれば自宅内ではもちろん、外出先でも自由にインターネットができます。
出張先や外出先でノートPCを使うような場合はもちろん、Wi-FiモデルのiPadを外で自由に使ったり、場所を問わずにネットができることがメリットです。

外でのネットはスマホのテザリングでも良いのでは?と思うかもしれません。
テザリングは電池の消耗が激しいうえに、スマホのデータ通信量としてカウントされてしまいます。

大手キャリアでも格安SIMでも、毎月のデータ容量上限に達してしまうと制限がかかりますよね。
WiMAXのギガ放題なら上限がないため、安心してネットに繋ぐことができますよ。

ただルーターはスマホなどと同じように充電式。
バッテリーが切れたらネットをすることもできなくなるので少し注意が必要です。
最新機種W03/WX02ではモードによって7時間〜10時間も連続使用できるので、普通に使うには十分だと思います。

3-11. ノートPC、ゲーム機、スマホなど様々なものをネットにつなげられる

あなたの家には、無線通信ができる機器がどれくらいありますか?
ノートPC、スマホ、タブレット、ゲーム機あたりが思い浮かぶかもしれません。
他にもプリンタやテレビ(周辺機器含む)など、最近は無線通信ができる家電も増えてきています。

このように複数の機器があっても、WiMAXの端末は1台あればOK。
端末1台でモバイルタイプで10台、据え置きタイプで18台の機器と接続することができます。
これだけ接続できれば、1人暮らしはもちろん、普通の家族でも十分対応できますね。

3-12. 家の配線がスッキリ

家にある固定回線。
無線ルーターを使っていても、配線が邪魔ですね。
有線LANだとさらに配線が大変なことに。

しかしWiMAXでは、インターネットに接続するためのこうした配線は不要。
固定回線のように、壁からケーブルが出ている場所に無線ルーターを置く必要もありません。
WiMAXの充電ケーブル1本だけでOKです。
置く場所はなるべく窓際の方が推奨されています。
ちなみに私の場合はRCのマンションですが、家のどこにおいても通信速度はほとんど変わりませんでした。

4. WiMAXの注意点

メリットが多いWiMAXですが、契約する前には注意点をしっかり把握しておくことが大切!
WiMAXの注意点はこちら

  • 通信エリアが若干狭く、障害物に弱い
  • 通信制限が一応ある
  • 専用のルーターが必要(ただし無料でもらえる)

それぞれ解説します。

4-1. 通信エリアが若干狭く、障害物に弱い

WiMAXが利用している2.5GHzや5GHzといった周波数帯の電波には、より多くの情報を高速で伝達できるといった特徴があります。
その一方で電波の届く範囲が狭く、建物などの障害物があると届きにくくなるといったデメリットも。
そのため、ルーターを部屋の奥などに置いていると電波があまり届かず、結果的に通信しにくいという状態にもなり得ます。
ルーターはなるべく窓際に置くなど、ちょっとした工夫が必要です。

通信エリアに関しても、今や海でも山でもつながるLTEと比べると狭いというのが実際のところ。
障害物に弱いという電波の特性上、山間部など繋がりにくい場所もまだ多くあります。
契約する前には住んでいる地域がWiMAXのサービスエリア内にあるかどうか、しっかり確認することを忘れないようにしてください。

エリア内かどうかは大まかにマップで確認できるほか、特定の場所がエリア対応しているかどうかが「〇」や「△」で分かるピンポイント判定もできます。

4-2. 通信制限が一応ある

ギガ放題プランなら月のデータ容量に制限がないのですが、3日間で3GBを超える通信を行うと通信制限がかけられます。
ただしこの3日3GB制限は、制限がかかっても約1Mbpsとスマホで動画がなんとか見れる速度。

制限がかかったWiMAX(約1Mbps)でも、昼休みの格安SIM(0.5〜2Mbps)より速いです。

なので、普通に1人や2人で使う場合は、それほど気にしなくてもよい注意点でしょう。

ただしオプションで月額約1000円かかるハイスピードプラスエリアモードは別です。
この場合の通信制限は128kbpsと大手キャリアや格安SIMと同じく厳しくなります。

この様に、ハイスピードプラスエリアモードは、今の時点では普通の使い方をする人にはおすすめできません。

4-3. 専用のルーターが必要(ただし無料でもらえる)

WiMAXに限った話ではありませんが、無線でインターネットに接続する場合は専用のルーターが必要になります。
外出先でネットに繋ぎたい場合は、ルーターを持ち運ばなければなりません。

こういったルーターの端末価格は、通常20,000円前後。
ただしUQモバイル以外のWiMAXプロバイダは、端末費用0円か1円でルーターを提供しています。
端末送料も0円というところがほとんど。
端末にかかる費用は基本0円。
ただしクレードルだけ別料金2000円〜3000円必要と考えてもらってOKです。

4-4. 2年縛りがある

WiMAXには大手キャリアの携帯同様、2年間の契約期間が設定されています。
契約更新月といわれる期間中に解約の申し出が無い限り、2年間の自動更新となります。

契約更新月以外に解約を申し出た場合は違約金が発生。
例えば、UQコミュニケーションズなら
課金開始月から最初の13か月間が19,000円
14〜25か月目までが14,000円
26か月目以降が9,500円
といった感じ。

GMOの場合は
端末受取月の翌月から24か月間は24,800円
25か月目以降は9,500円
といった感じ。

このように違約金の額はプロバイダや解約のタイミングによっても異なります。

5. WiMAX以外の選択肢

WiMAX以外のネット環境の選択肢としてはどんなものがあるのでしょうか。

現在の選択肢としては、

  • WiMAXと同じモバイルタイプでLTE回線を利用するもの
    • 格安SIM(MVNO)
    • 大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)
  • 固定回線を利用するもの
    • フレッツ光+プロバイダ
    • プロバイダ光(フレッツ光)
    • NURO光、au光、eo光

が挙げられます。

LTE回線の場合は、格安SIMもしくは大手キャリアのいずれかで契約する形です。

5-1. LTE回線(格安SIM)のモバイルルーター

格安SIMのデータ専用SIM+モバイルルーターの組み合わせです。

【格安SIM(MVNO)のメリット】
データ通信の使用量に合わせて、1GB〜20GB超、使い放題とプランを選べる。
データ専用SIMの場合は契約期間の定めがないため、いつ解約しても違約金が発生しない
携帯電話と同じ電波を利用しているので、利用できる範囲が広い

インターネットをあまり利用しない人は容量の小さいコース、逆によく利用する人は大容量のコースと使い方に合わせてプランを選べます。

注意点としてはモバイルルーターを自分で準備する(もしくは格安SIM事業者から購入する)必要があること。もちろん有料です。スマホで利用する音声対応SIMの場合同様、昼休みなど時間帯によって通信速度も低下します。そもそも格安SIMは、大手キャリアの通信網をレンタルしてサービスを提供。利用できる通信網に限りがあるため、たとえ今は「速い」と言われていても契約者増加により数か月後には遅くなり、再び設備を増強することで速度を改善・・・その繰り返しなんです。格安SIMの仕組み上、そうしたことが頻繁に起こるのは仕方ないことかもしれません。

2.LTE回線(大手キャリア)のモバイルルーター

ドコモなどの大手キャリアのモバイルルーターを利用するという方法もあります。格安SIMと違い、安定した速度で利用できる点が強みと言えます。

ただし、月額料金は高額。例えばドコモの場合、データ容量が20GBのパケットパックで月額料金は6,000円。これに接続料や基本料金が加算されるので、月々8,000円程度の支払いが発生します。もちろん、スマホ代は別。何が何でも大手キャリアが良い! という場合以外は、正直なところあまりオススメではありません。

3.固定回線(光回線)

光回線は下り最大1Gbps(NURO光なら最大2Gbps)のスペックを持つ、固定回線。利用するためには光ファイバーケーブルを自宅内に引き込む工事が必要です。WiMAXのような無線タイプと違い、安定した通信ができるというメリットがあります。

デメリットしては、利用するために回線工事が必須であること。賃貸住宅の場合は事前に大家さんや管理会社に許可を得る必要があります。工事は立ち合いが必要で、工事費は集合住宅の場合で15,000円、戸建ての場合で18,000円(土日工事の場合は+3,000円)。申込みから開通まで1か月ほどかかることもあります。家族の人数が多い、有線LANにしか対応していないデスクトップPCを使っている、外出先ではネットを利用しない、住んでいる物件が光完備であるような場合を除くと、工事をしてまで光でなければいけない理由はないでしょう。

WiMAXはこんな人に最適

●一人暮らしで家の外でも高速なネット環境が欲しい人

一人暮らしだからこそ、ネットもなるべく簡単に始めたいもの。WiMAXなら工事不要で、場所を問わず高速通信が可能です。

●出張先や外出先でもノートPCで仕事をしたり動画を見たい人

スマホのテザリングを使う方法もありますが、データパックの容量内でしか利用できません。電池消耗も激しいので、出張先や外出先で利用するには不向き。

WiMAXなら月間データ容量に上限が無いので、仕事で使うのはもちろん、動画を見るにもピッタリです。

●ネット動画で映画を月に3本以上見る人

データ量が多くなるネット動画でもWiMAXなら安心。3日で3GBの制限がかけられても動画が見られる程度の速度は出るので、ネット動画をよく見る人でも安心です。

●インターネット接続工事で1か月も待っていられない人

光回線だと申込みから1か月近く待たなければなりません。WiMAXなら工事不要、端末が届いたその日からすぐにインターネットを楽しめます。

●インターネットを始めるための初期費用を抑えたい人

WiMAXでインターネットを始めるのに必要なのは、事務手数料の3,000円のみ! 端末費用、端末送料、契約料などは不要です。プロバイダによっては端末到着月の月額料金は無料というところもあります。お金をかけずにインターネットを始めたい人にピッタリです。

WiMAXをお得に利用するコツ

最後に、WiMAXをお得に利用するちょっとした「コツ」をお伝えします。

1.プロバイダ経由で購入した方がお得!

WiMAXサービスを提供する事業者には、本家本元のUQコミュニケーションズとプロバイダがあると書きました。UQコミュニケーションズは本家本元だけあって、サポート体制などが充実。でも、キャンペーンが弱いというデメリットがあるんです。

逆にプロバイダの場合は、UQコミュニケーションズと比べると「問い合わせの電話がつながりにくい」といった評判も中にはありますが、キャンペーンは魅力的! 高額キャッシュバックや月額料金割引など、UQコミュニケーションズにはないキャンペーンを実施しています。

WiMAXはどこと契約しても、ネットの繋がりやすさや通信速度はほぼ同じ。キャンペーンが魅力的なプロバイダ経由で購入するのが、お得に始めるコツです。

こちらを参考に
WiMAX主要8社を2年総額で比較

2.ルーターを新しくするために、2年ごとに乗り換えた方がお得!

WiMAXの契約期間は2年間。
この間にも無線の通信技術はどんどん進化し、通信速度も速くなっています。

しかし古いルーターでは最新技術の恩恵は受けられません。
なぜなら古いルーターにはその最新技術を「受け取る力」がないからです。

こうした技術を使い快適なネット環境を整えるためには、ルーターを新しくしていくことが必要。

2年間の契約期間が終わったら同じプロバイダで更新するのではなく、契約先を乗り換えながら利用するのがお得に使い続けるコツ!
契約更新月に解約すれば違約金も発生しません。

新たにプロバイダと契約することで最新の端末を手に入れることができるだけでなく、新規契約キャンペーンの恩恵も受けることができます。

こうした「コツ」を上手に利用して、あなたも早速快適でお得なWiMAXライフを送ってくださいね。