工事不要で、電源を入れるとすぐにインターネットが利用できるSoftBank Air。

手軽に始められる固定回線ということで、選択肢のひとつという人も多いかもしれません。

今回は契約前に知っておきたいSoftBank Airのメリットやデメリットをまとめました。

ネットの使い方次第では「使いにくい」SoftBank Air

結論から言うと、SoftBank Airは全ての人にオススメのインターネットサービスではありません!

次のような人ならSoftBank Airが快適に使える可能性が高いです。

  • ネットを使うのは昼間が中心で、夜間はほとんど使わない(スマホ等も含む)
  • ネットで動画を見るようなことはなく、メールやSNSのチェックがメイン

それ以外の人、例えばネット動画をよく見るような人は、光回線やWiMAXを選んだ方が結果的にはお得です。

SoftBank Airとはどんなもの?

SoftBank Airは「Airターミナル」と呼ばれる機器を利用して、インターネットが楽しめるサービス。

工事は不要ですが、電源に接続しないと利用できないため「固定回線」の扱いとなります。

データ容量無制限で高速インターネットが楽しめる、SoftBankのサービスの1つです。

SoftBank Airのメリット

SoftBank Airには4つのメリットがあります。

1.工事不要、工事費も0円

固定回線と聞くと「工事費が高い」というイメージがあるかもしれません。

SoftBank Airなら機器を箱から出して電源に繋ぐだけで、すぐに利用OK!

工事不要なので、高額な工事費もかかりません。

2.Wi-Fi標準装備でスマホやタブレットが快適になる

Wi-Fiが標準装備なので、家中どこにいてもスマホやタブレットでインターネットが楽しめます。

スマホやタブレット以外にも、ノートPCなど無線LANに対応したデバイスでも利用可能。

LANケーブルが不要なので、家の中の配線もスッキリします。

3.下り最大261Mbpsの高速通信

SoftBank Airの通信速度は下り最大261Mbps。

一部エリアでは下り最大350Mbpsも提供中です。

ADSL(最大50Mbps)よりも高速でインターネットが楽しめます。

4.ソフトバンクのスマホ・タブレットとセットでお得

スマホやタブレットとSoftBank Airをセットで使うと、スマホ(タブレット)代が毎月1,522円割引に。

この割引は2年間適用となります。

3年目以降もスマホ代は毎月1,008円割引!

セットで利用すればスマホ代が一生割引になるんです。

SoftBank Airのデメリット

一方のデメリットとして、次の5つが挙げられます。

1.コンテンツによって速度制限などがかかる

夜間などインターネットの利用が集中する時間帯は、サービスの安定提供のために速度制限の実施やファイルの最適化が行われます。

こうした制限などが行われるコンテンツは次の通り。

  • 動画ファイル(MPEG、AVI、MOV形式などのもの)
  • 画像ファイル(BMP、JPEG、GIF形式などのもの)
  • 音声通話やテレビ電話などをパケット信号に変換し、データ通信にて実現するサービス
  • 動画閲覧、高画質画像閲覧、ソフトウェアダウンロードなどをともなうサイトやアプリ

制限がかかると通信速度も低下。

「高速通信で快適」とは言い難くなります。

2.2年縛りがある

SoftBank Airの契約期間は2年間。

契約期間中に解約すると、9,500円の違約金が発生します。

この契約は解約の申し出がない限り、契約期間は更に2年間自動的に更新されるしくみ。

実質的な2年縛りとなっています。

また、契約と同時に申込む「Yahoo! BB基本サービス」のうち「プレミアムプラン」にも同様の2年縛りあり。

プレミアムプランの違約金は3,000円です。

3.端末の分割払いは36回払いのみ

Airターミナルは、分割払いで購入もしくはレンタルとなります。

分割払いで購入した場合、支払回数は36回のみ。

SoftBank Airの契約は2年(24か月)単位ですが、機器の購入代金は36回払いなのでズレが生じる結果に。

2年目の契約更新月で解約すると端末代金の残額を支払う必要があり、端末代金の支払いが終わって解約するとSoftBank Airの違約金が発生してしまいます。

違約金や端末代金等の支払いをせずに解約できるのは最短でも4年後となるので、注意してください。

4.電源がある場所でしか使えない

工事不要で使えるインターネットと聞くと、モバイルルーターのようなものをイメージする人もいるかもしれません。

しかし、SoftBank Airで利用するAirターミナルは持ち運んで使うことができません。

利用できるのは、あくまでも電源がある場所だけとなります。

5.利用可能エリアは都市部がメイン

SoftBank Airが利用できるのは、全国の主要都市の一部。

地方においては利用できるエリアが限定されてしまいます。

SoftBank Airの料金は?

月額料金は「端末の種類」や「購入かレンタル」かなど、いくつかの条件によって変わります。

  • 端末を分割購入した場合
    Airターミナル2または3の場合:3,696円(最初の3か月間、4か月目以降は4,380円)
    Airターミナルの場合:3,696円
  • 端末をレンタルした場合
    Airターミナル2または3の場合:4,186円(最初の3か月間、4か月目以降は4,870円)
    Airターミナルの場合:4,186円

自分自身のネットの使い方を振り返ってみよう

最初に「SoftBank Airは全ての人にオススメのインターネットサービスではない」と書いた理由は、ここまで挙げたデメリットのとおり。

インターネットはただ料金が安ければ良いものでもなく、快適な通信ができて初めて「お得だな」と感じるサービスなんです。

・動画を見たりするのは自宅だけ、外出先でネットに繋ぐ必要もない

そんなあなたには光回線の方がオススメ。

初期工事や工事費用が発生しますが、安定した高速通信が可能です。

・場所を問わずに動画を見たり、インターネットを楽しみたい

そんなあなたなら、WiMAXサービスの方が向いています。

SoftBank Airと同じように届いてすぐにネットが使えるうえ、自由に持ち運び可能。

月額料金もSoftBank Airと同等、もしくはそれ以下の料金で利用できます。

WiMAXでは3日間で10GB以上の通信を行うと一時的に速度制限がかかりますが、よほどのヘビーユーザーでなければこの制限を超えることはないはず。

あなたの使い方に合ったサービスを選んで、快適なインターネットを楽しんでくださいね。