引越しイメージ
「引っ越すけど、新居でもインターネットを使いたい!」
そう考えている人は要注意!

実はインターネットの選び方によっては、引っ越す際に損してしまうことも。
失敗しないインターネットの選び方について解説します。

1.今のフレッツ光は解約した方がお得

あなたが今現在フレッツ光を利用しているなら、引越しに合わせて解約するのがオススメ。
なぜなら、解約して新たに申し込んだ方がお得になるからです。

フレッツ光を解約する場合、そのタイミング(にねん割の契約更新月以外)によっては解約金が必要。

解約金は

  • 戸建て(3戸以下):9,500円
  • 集合住宅(4戸以上):1,500円

になります。

一方で、解約せずに転居先でもフレッツ光を継続利用する場合、移転工事費が必要。

割引適用後の移転工事費で、

  • 戸建て:9,000円
  • 集合住宅:7,500円

※土休日は+3,000円
※年末年始は更に別料金
という設定。

ここで解約金と移転工事費を比較すると、戸建ての場合でその差はわずか500円。
集合住宅の場合は、むしろ継続利用する方が高額になるんです。

土休日に工事をするとなれば、戸建てでも移転工事費の方が割高になってしまうことに。

さらに、現在はフレッツ光以外にも様々な光回線を選ぶことができます。
新規申込みキャンペーンとして数万円のキャッシュバックがあったり、無線ルーターが無料でもらえる場合も。
これなら、解約して新しく申込んだ方が断然お得ですよね。
では、新しく申込む場合にはどんな選択肢があるのでしょうか。

2.今のネット環境での選択肢

引越し先でインタネットを契約するときの選択肢は実はこれだけあります。

  • フレッツ光+プロバイダ
  • プロバイダの光回線
  • WiMAX
  • 格安SIM

それぞれの選択肢について、メリットやデメリットなどを見てみましょう。

2−1.フレッツ光+プロバイダ

NTTが提供するフレッツ光のプランに加入し、別途プロバイダと契約する方法。
フレッツ光の利用料金と、プロバイダサービスの利用料金の両方が必要になります。

フレッツ光+プロバイダのメリット

●最大1Gbpsの高速通信
まずは何といっても、最大1Gbpsという高速の通信速度が挙げられます。
どんなに容量が多いデータでも、サクサク快適にインターネットが利用できます。
●通信量の制限がなく安定している
通信量が多くなると通信速度の制限がかかる回線もありますが、フレッツ光はそういった心配もナシ。
高画質な動画を見たり、大容量のデータ通信も気兼ねなく行えます。
またNTTの収容局から自宅までの距離に関係なく、速度も安定。
ストレスなくインターネットが利用できます。
●代理店によるキャッシュバックやネット申し込み限定のキャンペーンも
さらに、キャッシュバックがある代理店や、ネット申し込みでお得なキャンペーンも。一時期に比べると数は減ってきていますが、現在も代理店やサイトによってはキャンペーンを実施しているところはあります。

フレッツ光+プロバイダのデメリット

●初期費用が高額

デメリットとしては、新規申込み時の初期費用が高いことが挙げられます。初期費用の内訳は、契約料と初期工事費。初期工事費は一般的な工事で、屋内配線の行程がある場合は18,000円(戸建ての場合。集合住宅では15,000円)。屋内配線の行程がない場合でも、7,600円ほどかかります。ひかり電話等のオプションを利用する場合は、さらに別途工事費がかかることもあります。

●工事立ち合いが必要なうえ費用が高額になる場合も

光回線の設置工事には、立ち合いが必要。また、利用するタイプを変更したい場合にも、工事費がかかります。タイプ変更時の工事費は2,000円程度で済む場合もありますが、場合によっては18,000円と高額になる場合も。引っ越しに伴うタイプ変更の場合も同様です。

●2年縛り

2年間継続利用することでフレッツ光の月額料金がお得になる「にねん割」。この「にねん割」は更新月以外の月に解約すると、解約金が発生してしまいます。実質的な「2年縛り」です。

●最悪1か月待たされることもある

通常、申込んでから開通するまでにかかる時間は3週間程度。しかし、工事が立て込んでいたりすると、最悪の場合1か月程度待たされることもあります。

●マンションでは共用回線で遅くなることも

光回線のメリットに通信速度の速さがありますが、集合住宅の場合は少し事情が変わります。既存の電話回線等を利用して接続する場合、設備状況や他回線との干渉等の影響により、通信速度が遅くなったりする場合もあります。

●ハイスピードタイプは最大200Mbps

通信速度1Gbpsとなるのは、フレッツ 光ネクストのギガファミリー/ギガマンション・スマートタイプ、ギガラインタイプのみ。ハイスピードタイプの場合は最大200Mbpsとなり、ほかのネットサービスと大差ない速度となってしまいます。

●お試し利用は不可

お試し利用ができないフレッツ光。どんな感じなのか試してみたいと思っても、正式に契約する以外に方法はありません。

フレッツ光+プロバイダ、どんな人にオススメ?

フレッツ光+プロバイダは工事費や月額料金が高額になる一方で、通信が安定していて制限もありません。そのため、お金はかかってもとにかく最速で安定したネット環境が欲しい人や、家で頻繁にインターネットを利用する人、ネット動画やPCを何人かが同時に使う家庭などに向いています。

また、物件によっては既にフレッツ光が引かれている場合もあります。この場合は工事費等が不要になるので、こうした物件に引っ越す場合もオススメ。その他、自宅以外でノートPCやタブレットを利用しない人などにも良いでしょう。

2−2.プロバイダの光回線

プロバイダの光回線(プロバイダ光)は、光回線サービスとプロバイダサービスが一つになったもの。フレッツ光+プロバイダでは、NTTとプロバイダのそれぞれに申込む必要がありますが、こちらはプロバイダのみ申し込めばOK。現在はこちらが主流となっています。

プロバイダ光のメリット

●キャッシュバックや割引でお得

プロバイダによっては、新規申込みでキャッシュバックが受けられたり、月額料金が一定期間割引になったりするサービスがあります。通常の月額料金についても、フレッツ光+プロバイダと比較するとお得な料金設定となっています。

●他のサービスとセット割でお得

たとえば、auのスマホや携帯電話とセットで利用すると、月額料金が割引になるようなセット割があるプロバイダも。もちろん、セット割の対象となるサービスにはau以外のものもあります。

プロバイダ光のデメリット

●2年などの縛りで違約金が必要

プロバイダ光では、契約期間が定められている場合がほとんどです。契約期間は一部を除き、ほとんどのプロバイダで2年間。契約期間内に解約すると、違約金が発生します。

●光回線の工事が必要など、光のデメリットと同じ問題がある

プロバイダ光で利用するのは、NTTが提供する光回線。そのため、フレッツ光+プロバイダの場合同様に、光回線の工事が必要になります。工事の際は立ち合いが必要、工事費用もフレッツ光の場合と同額です。

プロバイダ光はこんな人にオススメ

プロバイダ光は、光回線とプロバイダを別に申し込むよりも月額料金がお得。そのため、少しでも安く光回線を使いたい人には最適な選択肢です。また、セット割の対象となるサービスを既に利用しているのであれば、プロバイダ光を利用した方がよりお得になるのでオススメです。

2−3.WiMAX

専用回線を利用して、屋内はもちろん屋外でも無線でインターネットが利用できるWiMAX。あまりなじみのない人も多いかもしれませんが、自由に持ち運べるインターネットというイメージです。契約件数もここ最近、急激に増えてきています。

WiMAXのメリット

●初期費用がとにかく安い

WiMAXは無線タイプのインターネットなので、光回線で必要な回線工事は不要。工事費も不要で、必要なのは事務手数料(3,000円)のみです。

●キャッシュバックなどお得なキャンペーンが豊富

WiMAXのプロバイダでは、キャッシュバックや月額料金の割引といったキャンペーンがとても豊富。キャンペーンの充実度は、光回線のものとは比べ物になりません。

●月の通信量制限なし

WiMAXの「ギガ放題プラン」では、月間データ通信量の制限がありません。そのため、通信量を気にすることなくインターネットが利用できます。

●3日の通信量制限で制限されても、動画を見るには問題ない速度

月間通信量の制限はありませんが、混雑回避のため3日間で3GBを超えると制限がかかります。しかし、制限がかけられても全く使えなくなるほど遅くなるのではなく、動画を見たりするには問題のない速度です。

●試しに契約してダメな場合は返品可能

WiMAXはクーリングオフ制度に似た「初期契約解除制度」の対象サービスの1つ。契約から一定期間内であれば、所定の手続きを踏むことで契約を解除することができます。

また、WiMAXプロバイダの1つであるGMOでは独自にお試し利用が可能。20日以内のキャンセルで、違約金等をGMOが全額負担してくれます。これなら初めてWiMAXを利用する人でも、安心して始めることができます。

●モバイルWi-Fiが無料でもらえる

多くのプロバイダで、WiMAX端末が無料でもらえます。自分自身で購入すると20,000円程度かかるので、無料になるのはありがたいですよね。

WiMAXのデメリット

●2年縛りで違約金あり

WiMAXの契約期間は2年間。この間に解約をすると、違約金が発生します。違約金はプロバイダや解約の時期によって異なりますが、9,500円〜25,000円程度。契約更新月以外の解約で発生するので、注意が必要です。

●3日の通信量制限がある

動画を見るには問題のない程度の速度ですが、3日で3GBを超えると通信制限がかかります。

●通信エリアが比較的狭い

WiMAXは専用回線を利用しています。ドコモやau、ソフトバンクといった携帯電話と比較すると通信エリアが狭いのが現状です。

●室内では速度が落ちる場合がある

WiMAXは2.5GHzという高い周波数の回線を利用。こうした回線は高速通信が可能になる一方で障害物に弱いというデメリットがあるため、室内では速度が落ちる場合があります。

●キャッシュバックを受け取るのにハードルが高い

キャンペーンでキャッシュバックが受け取れるものがありますが、受け取れるのは契約からずいぶん経ってから・・・なんて場合も。もちろん、きちんと手続きを踏めば受け取れますが、ハードルが高い点はデメリットと言えるでしょう。

WiMAXはこんな人におすすめ

WiMAXは屋内・屋外を問わずインターネットが利用できるため、外でノートPCやタブレットを利用する人には特にオススメです。月間の通信量に制限がないため、一人暮らしで動画などをよく見る人やスマホのデータ通信量が多い人にも向いています。

また、格安SIMにしたけど昼休みや夜の速度が遅くてイライラする! なんて人も、WiMAXを利用すればそうしたイライラの原因をなくすことができますよ。

2−4.格安SIM

最後の選択肢は、格安SIMを利用すること。格安スマホで利用したり、モバイルWi-Fiルーターに格安SIMのデータSIMを組み合わせることで利用できます。

格安SIMのメリット

●テザリング可能なスマホさえあればインターネットが使える

格安SIMを利用する場合、Wi-Fiルーターがなくてもテザリング可能なスマートフォンがあれば、インターネットが利用できます。大手キャリアの中にはテザリングが有料(500円程度)となっているところもありますが、格安SIMでは無料です。

●データSIMはいつでも解約可

格安SIMのデータSIMには、最低利用期間が設定されていません。そのため、いつでも解約金なしで解約することができます。

格安SIMのデメリット

●WiMAXに比べると通信速度が遅い

同じ無線方式でのインターネットですが、専用回線を利用するWiMAXと比べると速度は遅くなります。多くの人が利用する昼間や夜間には、より速度が落ちることもあります。

●3日制限が厳しく、125?200kbpsと遅すぎて使えない

3日間の通信量制限があるのはWiMAXと同様ですが、格安SIMの場合、制限がかかると通信速度が極端に遅くなります。ホームページの閲覧すら怪しいくらいです。

●大容量プランは高額になる

大手キャリアに比べると料金は安いですが、それでも20GBといった大容量プランは高額(月額5,000円程度)になります。WiMAXでは通信量無制限で4,000円前後なので、WiMAXより割高になってしまいます。

●Wi-Fiルーターは別に購入する必要がある

格安SIMの場合、Wi-Fiルーターを利用する際には別途準備しなければなりません。SIMカードとルーターをセット販売しているところもありますが、いずれの場合も端末は有料です。

格安SIMはこんな人にオススメ

格安SIMがオススメなのは、まず、一人暮らしでネットをあまり利用しない人。通信量制限が厳しく、制限されると使い物にならないくらいに遅くなるので、ネットをよく利用する人にはオススメできません。また、制限がかからなくても時間帯によって速度が変わるので、昼休みや夜のデータ通信速度が遅くても我慢できる人なら問題なく利用できるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?フレッツ光は引越しの手続きをするより、一旦解約を。そのうえで、ネットの使い方に合わせて新しく申込んだ方が断然お得です。

高額でも安定した速度が欲しい人、ネットをよく使う大家族は、フレッツ光かプロバイダ光を。光ほどの通信速度は必要ない人や一人暮らしの人、外でノートパソコンやタブレットを使う人はWiMAX。速度は遅くても良いので、とにかく安くしたいという場合は格安SIM。あなた自身の使い方に合わせてインターネット環境を選ぶのが、引越しで失敗しないインターネットを選ぶコツです。