インターネットを申込んでから開通するまで数ヶ月待ち? 工事費用が◯万円?
契約後に後悔する人が増えています。

少し工夫するだけで大きく違う「待ち時間」と「初期費用」。
これだけは知っておきましょう。

インターネットを利用する選択肢

インターネットを利用したいと思ったときの選択肢は大きく分けて2種類

  • 光回線を利用した固定回線
  • LTEやWiMAXを利用した無線タイプ

があります。

どちらもインターネットに接続するということは同じですが、開通までにかかる時間と費用はまったく違います。

1. 光回線を利用する場合

光回線を利用したインターネットには、「光回線(フレッツ光)」と「プロバイダ」を別契約する方法と、まとめて「プロバイダ光」として契約する方法があります。

どちらも開通までにかかる時間や初期費用はほとんど同じです。

1-1. 光回線の開通にかかる時間

新規で光回線を申込んだ場合、まずは光回線を自宅に引きこむ工事が必要になります。

光回線の工事は事前予約制で、待ち時間は通常であれば3週間程度。

しかし3月の混雑期や工事が混雑している地域では、1か月〜2ヶ月かかる場合も。

また工事には立ち合いが必要となるため、スケジュールがあわずにさらに長い期間かかる場合もあります。

光回線の引き込み工事にかかる時間は、およそ1時間。自

宅外にある電信柱から光ファイバーケーブルを室内に引き込んだあと、室内に光コンセントと呼ばれる機器を設置します。

光コンセントとWi-Fiが利用できるホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)を接続し、そこからLANケーブルを利用してパソコンや光電話に接続すれば完了です。

スマホやタブレットは、Wi-Fiを利用して接続できます。

ホームゲートウェイは据え置き型なので、工事前に設置場所を決めておく必要があります。

電源も必要なので、近くにコンセントなどがない場合は延長コードなどを準備しておきましょう。

光ファイバーケーブルの引き込みは、配管に余裕がある場合は空いている配管などを利用します。

空きがない場合はエアコンの通気口を利用したり、壁に小さな穴を開けて通すこともあります。

エアコンの通気口を利用すれば壁に穴を開けずに済みますが、エアコンの取り換え工事などの際に配線工事が再度必要になる場合もあります。

1-2. 光回線の開通にかかる費用

光回線を新規で申込むと、契約料と開通工事費用が必要になります。

契約料は一律で800円(税抜)ですが、開通工事費用は利用するタイプや工事内容によって異なります。

分割払いも可能ですが、支払い途中で解約した場合は残額を一括で支払うことになります。

【光回線工事費用】
利用タイプ屋内配線工事費用(分割払いの場合)
戸建てタイプ
(3戸以下)
あり18,000円(税抜)
(初回3,240円、2回目以降540円/月×30回)
なし7,600円(税抜)
(初回3,240円、2回目以降165円×29回、最終回183円)
集合住宅タイプ
(4戸以上)
あり15,000円(税抜)
(初回3,240円、2回目以降432円/月×30回)
なし7,600円(税抜)
(初回3,240円、2回目以降165円×29回、最終回183円)

なお工事を土休日に行う場合は、別途3,000円(税抜)が必要。
年末年始に工事を行う場合は、この表とは別の料金設定となっています。

このほか、オプションサービスを利用する場合は、別途工事費が発生する場合も。
ホームゲートウェイを設置した部屋とは別の部屋(別の階)でパソコンを利用したい場合なども、有料でLAN配線工事を行ってもらえます。

2. 無線タイプの開通にかかる時間と初期費用

無線タイプのインターネットは2種類

  • 携帯電話の通信網を利用したLTEタイプ
  • 専用通信網を利用したWiMAX

があります。

この2つは通信速度や月額料金、月間のデータ通信量制限など全く違います。

項目LTEタイプWiMAX
通信速度最速370Mbps
(下り)
最速440Mbps
(下り)
月間の
通信量制限
ありなし
(ギガ放題プラン)
3日間の
通信量制限
通常3GB
(一部無し)
10GB
制限超過後の
通信速度
100〜200kbps
サイト閲覧も厳しい
1Mbps
動画も見れる
混雑時の速度低下格安SIMは大幅に低下、
大手キャリアはあまり変わらず。
全く変化なし
月額費用月20GBで
4,000円程度〜
3,500円程度
注意点ルーターは別途1万円程度。ルーターは無料だが、2年縛りあり。

ほとんどの人は、月間のデータ通信量制限がなく、通信が可能なWiMAXを選ぶ方がお得です。

ここではWiMAXの場合を紹介します。

2-1. WiMAXの開通にかかる時間

無線タイプのWiMAXは、端末が手元に届けばすぐにでも利用可能です。

WiMAXプロバイダの1つであるブロードWiMAXでは、16時までの申込みなら当日発送。
地域にもよりますが、最短で申込んだ翌日からネットが利用できるようになります。

ブロードWiMAX以外のプロバイダでも、端末到着にかかる時間は通常数日から1週間程度。
工事不要なので、光回線と比べると圧倒的に開通までの時間が短くて済みます。

これはWiMAXに限らず、LTE形式の場合でも同様です。

2-2. WiMAXの開通にかかる初期費用

WiMAXを利用するのに必要な初期費用は、事務手数料の3,000円(税抜)だけ。

工事が不要なので、光回線で必要な工事費用は発生しません。
端末についてもほとんどのプロバイダで無料。

嬉しいことに、光に比べてWiMAXはキャッシュバックや割引などのキャンペーンが大変充実しています。

例えば、GMOでは29,000円キャッシュバックを実施していることも。お得にインターネットを始めることができますよ。

おまけ:引越しや解約の場合の費用はどうなる?

ちなみに引っ越すことになった場合や解約の場合はどうなんでしょうか。

光回線の場合

光回線の場合。転居先で光を継続利用する場合でも、移転工事費が必要。
戸建て(3戸以下の集合住宅含む)への転居なら9,000円、集合住宅への転居なら7,500円です。
土休日の工事費加算(3,000円)は、移転工事の場合も同じように必要です。

解約の場合。「にねん割」の契約期間途中で解約した場合には、解約違約金が発生します。
戸建ての場合が9,500円、集合住宅の場合が1,500円です。

契約更新月に解約した場合は、解約金不要。
ホームゲートウェイなどのレンタル品は、返却する必要があります。

WiMAXの場合

WiMAXのようなモバイルルーターは、いろんな場所に持ち運んで利用することができるもの。
そのため引越す場合も費用はかかりません。

契約者情報の住所変更をする程度(インターネット上で変更可能)です。

一方、解約の場合。契約期間内(プロバイダによって異なるが概ね2年程度)に解約すると、解約違約金が発生します。

プロバイダや解約のタイミングによって金額は変わりますが、9,500円〜25,000円程度となっています。
契約更新月に解約する場合は、費用は発生しません。

まとめ

開通までにかかる時間と初期費用を比較すると、光よりもWiMAXの方がお得。

引っ越すことがある場合は、WiMAXがさらにお得です。

ただし解約金はWiMAXの方が高額だという注意点もあります。

実際に利用する場合は、通信速度や安定性といった他の要素まで考慮することも必要になります。

大切なのは、自分自身のライフスタイルに合わせて選ぶこと。あなたに合ったものを選んで、快適なインターネット環境を整えてくださいね。

WiMAXについてはこちらも参考に
WiMAXとは?初心者が5分で完全に理解する、WiMAXのメリットと注意点